- 【社長のひとこと 第21回】~FOOD STYLE JAPAN <九州>が果たす使命~
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FOOD STYLE JAPAN 2025 <九州>が閉幕いたしました。
今年も会期中は多くの出展者・来場者の皆さまにご参加いただき、心より御礼申し上げます。

本展は2017年の初開催以来、今年で通算9回目を迎えました。初回274社からスタートしたこの展示会は、今年は44都道府県から過去最多の1,350社の出展へと拡大し、九州の地で西日本最大の食品総合展示会へと成長いたしました。
また、全国の食品業界が直面する「人手不足」「原材料高騰」「物流課題」「環境対応」といった喫緊のテーマに対し、“食品業界の課題解決を実現する総合展示会”として強化を進めた今回、厨房機器・省力化設備・環境対応包材・高付加価値食品など、時代に必要とされる分野が集結し、まさに「食ビジネスの未来を共創する場」として大きな一歩を踏み出すことができました。
■ 商談を生み出す「出会いの場」として
展示会は“出会い”によってビジネスを生む場です。
本展示会も第9回目の開催となり、来場者の皆様にとっては「年に一度の仕入れの場」、出展者の皆様には「新商品発表」「新規顧客開拓」「販路拡大」の場として定着し、高い評価をいただきました。
さらに本年は、
• 「KAKUYASU DEXPO in FOOD STYLE JAPAN 2025 <九州>」(主催:株式会社カクヤス)
• 「第7回 お弁当・お惣菜メニュー提案CUP」(主催:一般社団法人日本惣菜協会 九州支部)
• 「2025年度 ふくおか発!機能性食品・ヘルスケア商品展示商談会」(主催:福岡バイオコミュニティ推進会議)
• 「第5回北洋銀行インフォメーションバザール in Fukuoka/北海道産品取引商談会福岡会場」(主催:株式会社北洋銀行/一般社団法人北海道貿易物産振興会 後援:北海道)
など、同時開催企画を過去最大規模で実施し、より幅広い商談機会を創出しました。
特に「メニュー提案CUP」では、受賞メニューを展示会場内で販売する取り組みを実施し、多くのバイヤーの方々の目に触れる“販路の出口”の機能として好評をいただきました。
■ 69団体のご後援
また、本展の開催には、行政・経済団体・業界団体の69団体からのご後援・ご協力をいただきました。皆様のご支援があってこそ、本展示会は地域と全国をつなぐ食ビジネスの重要なハブとして発展してまいりました。
■ FOOD STYLE九州が果たす使命
九州は“食の宝庫”であると同時に、労働力不足や物流課題などの構造的課題を抱えています。
だからこそ、この展示会は「地域の産業基盤を支え、未来の食ビジネスをつくる場」として、今後さらに重要な役割を担っていくと考えています。出展者同士が横に広がり、九州と全国の食産業を共に盛り上げていく土壌が、この展示会を通じて確実に育ってきていると実感しました。
■ 最後に
展示会は、会期が終わってからこそ、ビジネス効果が本格的に立ち上がっていきます。参加者皆さまが本展示会を通じて出会ったご縁や商談が、これからの1年で大きく花開くことを心から願っております。
私たちイノベントは、
「出展者が成果を上げ、来場者が満足し、地域が成長する展示会」
をつくることを、これからも真摯に追求してまいります。




