- 【社長のひとこと 第16回】「展示会の力」と「成功型展示会の好循環モデル」~FOOD STYLE JAPAN 2025 <東京>・第20回ラーメン産業展 in Japanを終えて~
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2025年9月25日・26日の2日間、東京ビッグサイトにて開催した「FOOD STYLE JAPAN 2025 <東京>」および「第20回ラーメン産業展 in Japan」は、皆さまの温かいご支援とご協力により、過去最大規模での開催となりました。
全国47都道府県からの逸品が集まり、FOOD STYLE JAPAN 2025 <東京>では816社が出展、ラーメン産業展 in Japanは2006年の初回から数えて20回目の節目を迎え、食産業を代表する展示会へと大きく成長しました。
●20回の歩みが示す「展示会の力」
この20回の歴史の中で、展示会からは数々の新しい価値が生まれました。
• ラーメン産業展を契機に日本ラーメン協会が設立され、業界団体としての活動が広がったこと。
• 出展者同士の出会いから壁掛け式製麺機が誕生し、居酒屋でも自家製麺が可能になり新市場が開けたこと。
• 外食ビジネスウィークで「ハイボール」が広まり、外食市場全体にインパクトを与えたこと。
これらはほんの一例に過ぎませんが、「展示会の力」が産業を動かし、新しい文化や市場を育んできた証しです。
●今回の取り組みと成果
今回のFOOD STYLE JAPAN 2025 <東京>では、飲食DX、海外輸出支援、フードロス削減のフードドライブ、さらには「推し活」企画など、時代の要請に応える新たな取り組みを展開しました。
また、全日本司厨士協会による「朝食ビュッフェメニュー提案」、大日本水産会や食学会・惣菜協会との共催セミナーなど、多彩な企画が来場者に高い評価をいただきました。
展示会が「産業課題の解決の場」としての役割を果たしつつあることを改めて実感しました。
●次の30回目、40回目の開催を期して
展示会は単なる商談や情報交換の場にとどまらず、産業の課題解決と未来を切り開く実践フィールドです。
20回という節目を越えた今、私たちはさらに「展示会の力」を信じ、その可能性を拡大していく覚悟です。この展示会が出展者にとっては成果の実感となり、来場者にとっては新しい価値との出会いの場となり、そして業界全体にとっては未来を動かすカタリストとなることを強く願っております。