- 【社長のひとこと 第1回】FOOD STYLE Kansai・関西ラーメン産業展を終えて、アフターコロナの展示会について考えました|社長ブログ
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株式会社イノベント 社長の堀でございます。
このたび、自社の展示会や取り組みをはじめ、MICE業界への思い、若手育成などについて、イベント主催者という立場からお話ができる場があればと思い、筆を執りました。
展示会が活況を呈している中、2024年1月に開催されました『FOOD STYLE Kansai』と『関西ラーメン産業展』がおかげさまで、通算第16回目を迎えました。
出展者数は47都道府県から750社以上と、関西地区での食品の展示会では最大級になり、とてもうれしく思っています。
アフターコロナ期に入り、リアル展示会のあり方など、来場者であるバイヤーの方々のリクエストや商品サービスを見る目はより厳しくなっており、我々展示会主催者はニーズ把握と先見をとらえた企画運営ほか、時代を見据えた対応をより丁寧にしていくことが求められています。
展示会主催者が来場者と出展者の満足を最大化する事は、展示会の価値の向上につながります。そもそも展示会はその産業振興及びその地域の経済発展につながるエンジンでもあるわけですので、展示会が継続開催されるということは、すなわち、展示会がその地域や産業発展を後押しするビジネスプラットフォームとして認知されているからこそ、ということになります。
今後の展示会の価値向上には、AIやITテクノロジーを活用したより効率的なマッチングの実現を目指すことはもとより、展示会をより商談会、仕入れ購買により直結する機会へと成長させていくことが望まれます。
展示会は現在、見本市、商談会、トレードショーなど言い方はいろいろありますが、これからは内容の詰まったビジネスに直結するビジネスコミュニティの場となるよう、また展示会主催者はそのビジネスコミュニティビルダーとなるべく研鑽を重ねて、より産業振興や社会貢献、地方創生に繋げていきたく、全ての方々の声を真摯にお聞きしながら精進していきたく思っております。